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伝説の染色家、久保田一竹の幻の着物「一竹辻が花」を展示

今年は、室町時代発祥の幻の染物「辻が花」を独自の技法で確立した伝説の染色家、久保田一竹氏の生誕からちょうど100年にあたる年です。

一竹氏は31歳のときに抑留されていたシベリアから帰国し、400年前に忽然と消えうせた幻の辻が花染めの研究に没頭しました。そして60歳のときに発表した「一竹辻が花」は国内外で大きな話題に。77歳でこよなく愛した富士山が見える地に美術館を建て、85歳でその生涯を閉じた後も彼の作品は多くの人々を魅了し続けています。

今回、「一竹辻が花」作品より、富士山をテーマとした作品を中心に6点、一竹氏のルーツともいえる友禅2点を展示。また、古代とんぼ玉のコレクターであった彼の貴重なコレクションのうち、ヨーロッパを中心に自ら収集した2000年以上前のものなどを含む14点も展示されます。

詳細

イベント名	富士山を愛した染色家 久保田一竹の世界展
会場	京王プラザホテル内 3F/アートロビー（着物展示） 2F/レストラン前通路（古代とんぼ玉展示） ほか
開催期間	2017年3月28日(火) – 2017年4月30日(日)
料金	入場無料
住所	東京都新宿区西新宿2-2-1
お問合わせ	03-5322-8061